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中国留学を検討している社会人の方から、たまにこういうお問合せをいただきます。「文法を教えるのが上手い大学を紹介して欲しい」
これ、まったくの勘違いです。文法を学ぶために中国に留学するのではありません。
そもそも、ただでさえややこしい文法内容を、ろくに聞き取れない中国語で説明されて分かると思いますか? また、中国留学で使われるテキストでは、文法内容の説明は若干の英語がある以外はすべて中国語です。その上、日本のように事細かには説明していません。
文法を勉強するならば、日本で日本語で書かれた文法書で独学した方がよほど効率が良いです。断言しますが、文法を学ぶならば中国に留学する価値は限りなくゼロです。
ではいったい、何のために留学するのか?日本でも中国語は勉強できるのに、わざわざ中国に留学する価値はどこにあるのか?
中国でしかできないこと。それは、毎日ネイティブの中国人と交流することです。つまり、中国留学の唯一最大の価値は、中国語の会話力の養成にあるのです。
社会人がここを勘違いして中国に留学すると、間違いなく失敗します。文法内容の予習復習に時間を注ぎ込み、中国人との交流は重点からはずす。こんな留学生活では中国語の会話力が身につくはずがなく、それが身についていない人材を、企業は高給で採用しようとはしません。
中国には文法を学びに行くのではありません。社会人が中国に留学する価値は中国語での会話力の養成です。このことを絶対に忘れないでください。
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